たぬきの見守り

 こんにちは。オレです。

 ここ数日、戦場状態で気が休まる暇がありませんでした。気が付けば親父が退院してから1週間経過。少しずつですが親父の体力も回復してきたみたいです。

 「キツイ、キツイ」と口にする事が減ってきました。オレが着替えや入浴を介助する時も、少しは言う事を聞いてくれるようになりました。「ちょっと腰を浮かして」「体の向きを返えて」等の単純な事を本当に少ーーーーーーーしだけですが(笑)

 協力しようという気持ちが芽生えたのか、それとも反抗する気力が無くなったのかは不明ですが、介助する時の負担は少し減りました。

 それでも親父が家にいる間、見守りを続けなくてはいけません。特に夜中にトイレに立つ時、パンパンに膨れ上がった紙パンツのまま動きますので移動する経路に雫が点々と・・・グリム童話に出てくる道標のパンくずみたいな感じです。(童話のタイトルが何か思い出せませぬ。どなたか教えてくださいw)

 そのパンパンに膨れ上がった紙パンツ。脱いだ時に重さを計ってみました・・・900g!これは重い。ちなみに未使用の乾いた状態で測ると100g

 という事は900g-100g=800g・・・結構な量です。多分、何回もトイレには立っていますが間に合わずに全部紙パンツの中なのでしょう。

 それでも夜中に900gの紙パンツを股の下にブラブラさせながら歩く親父。その姿・・・何かに似てるな。しばらく考えて頭に浮かんだのがこれ。

たぬきの置物

 オレは寝不足で頭がボーッとしながらも、こんな想像が出来る位は余裕が出てきたみたいです(笑)

 さてさて、今夜もたぬきの見守りでやんす。

本日のじい様プレート

※マーボなす、揚げ出しトーフ、メンチカツ&キャベツ&トマト

コメント