停電で給湯システムダウン

 こんにちは。オレです。

 親父の頭の中の春の嵐がやっとおさまったと思ったら、今度は気象的に本当の春の嵐が吹き荒れています。

 本日夕方、外出を終えたオレが玄関に入った途端、外から聞こえるバラバラバラバラ!という音。慌ててドアを開けると直径1㎝程の雹(ひょう)が降っていました。

 そして雹が雨に変わり、ゴロゴロゴロ!!!ドカーーーーン!!!という雷音。正に春の嵐です。

 しばらくすると家中の電気が消えました。近くの電線に落雷したのでしょう。5分程で復旧しましたが、最近は珍しい停電でした。

 1時間後、親父がデイサービスから帰宅。いつものようにトイレに駆け込みました、恒例の(笑)おもらしです。とにかく風呂に入ってくれと、服を脱がせてバスルームへ。

 5分程した頃、風呂場が何やらゴトゴトと音がして騒がしいのです。どうした?と声をかけると「シャンプーが無い」との返事。

 あれれ?シャンプーは補充したはずだよと扉を開けると裸のままでガタガタ震える親父の姿が。浴槽にはたっぷりとお湯が張られているはずなのに……あれれれれ?これお湯じゃなくて水じゃん!!!

 あ~さっき停電した時に給湯システムがリセットされて電源オフになってたのです。慌てて給湯システムをオン、風呂釜の追い炊きもオン。親父にとにかく一旦出てくれと服を差し出しても、「まだシャンプーをしてないから」と意味不明な返事で出ようとしません。

 仕方ないので風呂が沸くまで、バスルームの暖房を入れ、ファンヒーターも持ってきて風呂場に向かって熱風をガンガン放出させました。

 15分後、なんとか水からお湯に変わったので親父を浴槽に入れました。ちゃんと温まってよと言ったのですが、ゆっくりと風呂に浸かる事が出来ない落ち着きのない親父です。体を洗ってそそくさと出てきました。風邪を引いてない事を願うばかりです。

 普通なら、浴槽のお湯が水だと気づいた時点で、外の人間への声掛け等をすれば済む事ですが、それも出来ないのが認知症。常にこちらから気を配っていないととんでもない事になります。

 本当に気が抜けませんなぁ。

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