親父、非日常から日常への帰還

 こんにちは。オレです。

 正体不明の親父の体調不良。結局???なまま翌日には普通に動けるようになり無事退院となりました。

 入院先の看護師さん達も、半年前には普通に意思疎通出来た親父がヘンテコリンな応対しか出来なくなりビックリしたと思います。

 午前中のうちに退院手続きを終え、昼前に退出。帰りの車の中では大人しかったのですが家に到着した途端に落ち着きなくソワソワしだしました。

 玄関で靴を履き「ちょっと出かけてくる」と言い出す親父。どこに行くのかと尋ねると先ほど退院した病院に行かなければならないとの答え。本人曰く、何かやり残した事があるらしいのです。

 いやいやお父さん。あなたはさっき退院したばかりですから、病院に戻っても何もやることはありませんよ。

 いくら諭しても聞く耳持ちません。

 しまいにゃ、俺はもうこんな体で長生き出来ん!と涙ながらに訴える始末。

 ・・・長生き出来んって、あんたもう84歳で十分長生きしてるやん(笑)

 仕方ないので、お休みしてるデイサービス施設へ連れて行きました。そこでオレがスタッフさんに事情説明している間、他の馴染みのスタッフさんと談笑する親父。先ほどの長生き出来ん状態とは打って変わって満面の笑みです。

 落ち着いたところで家に連れて帰ると、ベッドに横になり大いびきでご就寝されました。

 昨日、今日と救急車で搬送、検査、入院、退院と慌ただしい2日間を過ごしかなり混乱したのでしょう。元々生活の歯車が狂うと、パニック状態になる親父です。本人の中のストレスは相当なものだったと思います。

 馴染みのデイサービススタッフさんと話す事で、落ち着きを取り戻して非日常から日常へ無事に帰還したみたいです。

 これでまた穏やかな毎日が過ごせますように・・・じゃないとオレが混乱しますがな(笑)

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