非日常が終わりました

 こんにちは。オレです。

 本日、1月4日の水曜日。年末年始のお休みは、帰省したり、懐かしい人と会ったり、旅行に行ったり等々、普通の人にとっての“非日常”。今日から仕事始めで“日常”に戻った人も多いのではないでしょうか。

 通常親父は“日常”で精神的バランスを保っています。朝起きて、デイサービスへ出かけて、決まった時間に帰ってきて、入浴。その後夕食をとり、早めの就寝。彼の中でこのパターンが確立され、イレギュラーな事が起こると混乱を起こします

 平日に通う病院のデイサービスが年末年始お休みの為“非日常”になってしまうのをとても心配していました。その為に介護保険を使い、365日開いている施設を利用するようにしました。

 年末の利用1回目。問題なく過ごし笑顔で帰って来たのでホッと胸をなで下ろし、大晦日と元日は自宅でゆっくりと過ごしました。

 スポーツ好きな親父ですので、酒を飲みながら高校サッカーやニューイヤー駅伝を鑑賞。オレら家族は日頃より手を取られる事は多かったですが、なんとか乗り切りました。

 1月2日から、施設のデイサービスへ。出かける時はご機嫌だったのですが、帰宅してから何やら意味不明の事を呟いています。

 持って行った上履きのサイズが少し小さかった事が気に入らなかったらしく「こんなのを持っていったら仕事にならん!」とか、「薬をもらえんかった!」との不満も。(病院の施設ではないので薬の処方はないのですが(^_^;))

 1月3日の夕方帰宅した時は、施設にいるはずのない昔の同僚の名前が登場し「○○から連絡があったので打ち合わせに行かないといかん」と妄想のお仕事モード。更に嫁になにやら攻撃的な口調になる事も。

 内心、やべーなと思っていました。そして迎えた本日。朝から「今日は行かない!」と駄々をこねはじめました。なんとかなだめてお迎えの車に乗せましたが、目が三角の怒りの表情です。

 夕方、帰ってくると前を押さえてトイレへ駆け込みました。廊下には濡れた足跡が残っています。出てきた親父のズボンもパンツもグッショリ。今年初のしくじりでした。

 やはり“非日常”の壁は高く、彼の精神バランスを崩してしまっていたようです。

 明日からの“日常”で穏やかさが戻りますように。

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