水洗危機一髪!

 こんにちは。オレです。

 夜中になると相変わらず、親父の様子に耳を凝らしての監視生活。ほんとんどビル等の施設の夜警のような毎日です。

 調子のいい時は一度も起きずに朝までぐっすりと寝てくれますが、それも月に1度か2度。それ以外は3時間置き位でトイレに立つ為に、コトンとした物音で起こされてチェックに立っています。

 オレ自身、小刻みな睡眠しかとれません。でも不思議と体は慣れるものです。その分昼間にウトウトする事も多いですが(笑)

 昨日と明け方4時頃に物音で目覚め、親父が入ったであろうトイレをチェック。導線の廊下もトイレの床も汚した気配無しです。「よしよし、優秀、優秀」と思いながら便器の中に目をやると白い物体が・・・

 紙パンツを脱ぎ捨ててくれてます・・・・。手で引っ張り出そうとすると、これが水を思い切り吸い込んで重いの何のって。推定5㎏はあったのではないかと。

 しかし流されてなくてラッキーでした。紙パンツを流してトイレを詰まらせると、直すのに数十万かかると聞いた事があります。怖っ!

 でも、ここに紙パンツを脱ぎ捨てているという事は、今の親父はどんな格好をしているのでしょうか。部屋に行ってみるとソファーの上に脱ぎ捨てられたパジャマのズボンが・・・触ってみると濡らしています。

 ベッドの横に立ち、掛け布団をめくってみました。やはり!予想通りのフルチン状態。

 眉間にシワを寄せてオレを睨みながら「寒い・・・」と呟く親父。そらそうでしょ。12月の冷えた明け方にフルチンは辛かろう(笑)

 新しい紙パンツとズボンをはかせると、また親父は大いびきで爆睡です。

 でも何で紙パンツなのにズボンを濡らしていたんだろ・・・。脱ぎながらトイレに向かっている時にジョボっとやっちまったのかもしれません。

 それにしても、水洗に流してくれなくて本当にラッキーでした。

本日のじい様プレート

(クリームシチュー、サラダ、ビーフコロッケ、ササミ&チーズ揚げ)

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