親父、都合よく体温調節をする

 こんにちは。オレです。

 年寄りの介護をしていて一番困るのが突然の発熱・体調不良。「ええっ!何でこのタイミングで」という事が度々あります。

 オレ自身の事なら、えいっ!気合いで乗り切っちゃえと少々の無理も出来ますが、何せ体力のないじいさんなので、そういうわけにもいきません。

 実は嫁の実家のお義父さんが少し具合が悪く、近々会いに行く事に。嫁の実家は車で約3時間の場所。それに合わせて親父のショートステイの日程を調整しようと嫁と話しておりました。

 で、翌日。いつも通りにデイサービスに親父を送り出すと1時間後に施設から電話が。親父が急に震えだして発熱したらしいのです。そのままかかりつけの病院で診てもらいました。

 病院の待合室で熱を測ると38度8分。これは尋常じゃありません。もしかしたらインフルエンザかも・・・。しかし不思議な事に親父はヘラヘラしているのです。

 そして診察室へ。喉も異常無し。お腹も異常無し。くしゃみ・鼻水・咳も無し。念の為にインフルエンザと肺炎の検査もしましたが、これもまた異常無し。首をかしげるお医者さん。親父はヘラヘラ??

 解熱剤と抗生剤をもらって帰宅。家に着くやいなや、食卓の自分の席に座る親父。時刻はちょうどお昼の12時。食事を出すとペロっと完食。解熱剤と抗生剤も美味そうにボリボリとかじって(?)服用。そして熱を測ると36度6分・・・思い切り平熱です。

 お腹いっぱいになるとベッドに横になって爆睡。隣の部屋まで聞こえる大いびき。夕方目覚めると家中をウロウロ。得意の落ち着きの無さの本領発揮です。

 平熱を保ったまま夕食も完食。そして爆睡。どう見ても絶好調の様子・・・あの熱は一体何だったのでしょうか。

 オレはそこである事に気づきました。数ヶ月前、親父をショートステイにあずけて嫁と息子と旅行に出かけようと計画した事がありました。その時の前日の夕方から謎の発熱で計画は中止。しかしひと晩寝ると何事も無かったかのように元気になったのです。

 今回も嫁の実家に行こうかと計画。オレと嫁が相談しているのを親父はしっかりと聞いてたのかもしれません。そして自分が外にあずけられるのに不安を感じて、発熱したのではないでしょうか。

 そんなに都合よく体温の調節が出来るとは親父恐るべし・・・。非科学的ですが、それしか考えられないのです(笑)

本日のじい様プレート

(豚しゃぶ&温野菜、切り干し大根の煮物、ヘルシーオカラの付け合せ)

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