退院二日目の朝

 こんにちは。オレです。

 親父が退院して一夜明け、日常生活再開の朝です。前日、オレは親父が寝ているベッドが見える場所に置いた座椅子で就寝。心配をよそに親父が夜中に起き出す事はありませんでした。さすがに座椅子だと体が痛い(笑)

 7時過ぎても動かない親父に声をかけました。すると、敷布団、マットレスまでグッショリ。紙パンツだけでは抑えきれない程の大量のおしっこをしてました。

 入院中は紙オムツの下に尿漏れパッドをあてるという二重構造のガードを看護師さんがやってくれてました。自宅に変えればトイレは自分で行くので大丈夫だろうと普通の紙パンツ1枚だけにしておいたのが失敗でした。

 当然パジャマもシャツもグッショリ。洗濯機フル稼働です。入院中の静けさが嘘のような、戦場再開です(笑)でも、天気が良くてラッキーでした。

 それにしても、帰宅してからの親父。オレの言う事をまったく聞こうとしません。汚した下着を替えさせるのもひと苦労。「脱いでください」といってもそっぽを向いてゴロンと横になろうとします。そのくり返しが続くとさすがにオレもイラっときて「言う事聞けないなら病院に戻りましょうか?」との殺し文句。それで渋々と動き始めるといった感じです。

 多分、入院中は優しい看護師さんの至れり尽くせりのお世話に慣れてしまっているのかもしれません。オレは出来る事は自分でやらせようと「あーしろ、こーしろ」と言うのですが、その指図が気に食わないのでしょう。

 親父の中では、自分はバリバリに仕事をしている働き盛り。入院していたのも「沖縄に出張に行っていた」と周りの人に説明する程です。子供に世話になっているという意識はまったくないでしょう。

 それなのに色々とうるさい事を言ってくる息子。かなり煙たい存在なんだろうなぁ。

 復帰初日のデイサービスでは終始穏やかでご機嫌だったそうです。食欲も旺盛だし、体力面はひとまず問題ないみたいです。

本日のじい様プレート

※若鶏唐揚げ甘酢和え、かぼちゃの煮物、中華春雨サラダ、鰹の刺身

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