2回目の介護保険認定調査です

 こんにちは。オレです。

 親父にとって2回目となる介護保険の認定調査がありました。その前に前回(去年の8月)に行われた調査の後に書いた記事を読み返してみました。

 その中でオレは、親父が要介護じゃなく要支援に区分されるのじゃないかと心配しています。この時の親父は、日常生活の基本的な事(食事・入浴・排泄)に関しては助けを必要とせず自分でこなしていると書いています。

 人間をハードとソフトで分けるなら、ハードの部分はほぼ問題ナッシングとも。思い返せば当時の親父は、せん妄症状や徘徊の気配はあっても、自分でトイレに行き、食事をし、入浴も問題なくやっていたのです。

 そして認定された結果は「要介護1」。体は元気でも頭が付いて行っていない事を重視されたのでしょう。

 あれから1年・・・現在の親父は、せん妄症状や徘徊癖はそのまま。会話はほぼ噛み合わず40年程前に生きている感じです。トイレには自力で行きますが、排尿自体はほぼ紙パンツの中に。入浴時にはちゃんと洗えているかどうか怪しい為、オレが頭と体を洗ってやっています。

 唯一自分で出来ているのは食事だけ。それもワンプレートに入れてやらないと目の前にある皿ばかりを延々食べ続ける始末。

 素人目に見ても「要介護1」とは程遠い感じです。

 そして調査員から本人に対する聴き取り。

 生年月日は?・・・・昭和6年〇月×日(正解)

 年齢は?・・・83歳(1歳サバ読み?)

 住所は?・・・都道府県までは言えたがそれ以上はウヤムヤ

 誰と同居されてますか?・・・ひとり暮らし

 毎日どこかへ出かけてますか?・・・仕事に行っている。

 その後、簡単な体力調査(?)腕を延ばしたり、立ち上がったりもフラフラしながらなんとかクリア。でも、ベッドから転倒した顔の傷で足腰がかなり弱っている事はアピールできたようでした。

 ひと通り終わり、別室に移ってオレと嫁からの聴き取り調査です。ここでこの1年に起こった数々の出来事を調査員に事細かく話しました。事前にこのブログを読み返していたので、オレ自身も忘れていた事も色々と話せたと思います。ただ愚痴を綴ったブログがここで役立つとは(笑)

 オレも嫁も親父の現状を素直に伝えるつもりで臨んだのですが、話しているうちに徐々にヒートアップ。終わってみれば腹の中に溜め込んでいた思いをぶちまけた感じで、なんだか気分がスッキリしたのです。聞いてくれる人がいるっていい事ですね。月いち位で調査に来てくれないかな(笑)

 調査員の人にも「体力的にはお元気でも、生活の面での大変さが分かりました。しっかりと報告します」と言ってもらいました。あとはお役所の方がどのように判断するかです。

本日のじい様プレート

※鶏&ブロッコリーの味噌炒め、大豆&昆布の煮物、鮪の刺身、卵豆腐

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