笑顔がフィルター

 こんにちは。オレです。

 本日、馴染みの眼鏡屋さんから電話があり、この間作った親父の新しい眼鏡が出来たとの事。親父はデイサービスで留守の為、オレが一人で受け取りに行ってきました。

 眼鏡屋さんとは30年来の長い付き合い。親父もここで10本以上は眼鏡を作っていると思います。フレーム選びの際は当然親父と一緒に来たのですが、その際、現在の親父の状況をお店の人には別段話しませんでした。

 途中、相手の質問に対し親父が突拍子もない事を答えたりしてたのですが、たわいもないやりとりだったのでオレも笑ってでごまかしていました。

 今日、その眼鏡屋さんとの会話の中で親父が実は認知症を患っていると説明。眼鏡屋さんは「えええええ!本当ですか!」とビックリしていました。「しっかりされていたので分かりませんでした」と。

 話がかみ合わなかったのも、親父がふざけているだけだと思っていたそうです。なにせ親父はご機嫌でニコニコしてましたから。

 でも「若干、口数が少なくなられたなとは思っていたのですが・・・」との事。やはり、他人から見たら親父は認知症には見えてないみたいです。基本、外の人(特に女性)と話す時はニコニコするので、その笑顔がフィルターになってるのかもしれません。家では口やかましいオレを鬱陶しく思って不機嫌ですが(笑)

 デイサービスから帰宅した親父に新しい眼鏡を渡すと「これはよく見える」と喜んでいました。良かったですねと声かけすると「いつでも貸してやるから」とのありがたいお言葉。視力には個人差があるという事がわかってないようです(笑)

本日のじい様プレート

※カレイの煮付、ナスのオイスターソース炒め、ナゲット、冷奴

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