お金とサービス

 こんにちは。オレです。

 金銭管理がまったく出来なくなっている親父。今はオレが全て代行しています。今の預貯金、年金収入、生活費の支出等々。

 元々真面目にコツコツと生きて来た人なので借金等も無く、日々の生活はスムーズに送れています。

 認知症の人のありがちな「金への執着」も見られません。オレが管理している事に対しても納得してくれている感じです。

 現在の親父の所持金は“1000円”。毎日の暮らしでお金を使う事はないので問題ありません。大きな金額を持たせてしまうと、失くしたり、トラブルの原因になったりするので控えています。

 でもオレ的にはこれまでしっかり働いて、それなりの財産を残した人に“1000円”しか持たせていない事が可哀相な気がするのです。

 そう思ってたまに親父の財布に補充してやると、デイサービスで「薬代です」と言って支払い、送迎の運転手さんに「タクシー代です」と言って支払いの大盤振る舞い。結局スタッフさんに迷惑をかけてしまいます。

 お金を払わずにサービスを受けるという事に抵抗があるのでしょう。月末に請求書が来てから振込みしてますと説明すると納得するのですが、翌日にはもう忘れるし(笑)

 デイのスタッフさんに聞くと、利用者さんの中には封筒に入った料金を持ってくる人もいるとか。自分が支払わないと気が済まないんでしょう。用意する家族の人も大変だと思います。

本日のじい様プレート

※麻婆ナス、カレイのムニエル、サーモンとアジの刺身、冷奴in別小鉢

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