現役バリバリの親父

 こんにちは。オレです。

 毎日のデイサービスへ仕事に行っているつもりの親父。本日帰ってきた時、お見送りのワゴン車の一番後ろの席にドシリと構えて降りようとしません。

 「これから○○へ視察へ行ってくる。ほら車を出して!」と運転手さんに指示しています。なんとかなだめすかして降ろし、親父がよそを見ている間にワゴン車にはこっそりと帰っていただきました。

 それに気付いた親父。「こら!待たんか!!」とお怒りモードで追いかけます。

 まぁまぁ、風呂にでも入ってから○○へは行きましょうか、半ば強引に家へ戻して風呂に入らせました。

 風呂から上がり、冷静さを取り戻した親父に「○○へは何の視察ですか?」と聞くと、新しい工場を造るための視察との事。

 本日、県の偉いお役人が来て、企業誘致で○○に工場を設立する事になったので、その段取りを頼まれたらしいのです。

 親父は企業戦士としてバリバリに働いていた頃の目をして、そう語ります。

 あまりの熱さにパンツを後ろ前に履いている事を指摘できないオレなのでした。

 明日も仕事頑張ってください!!!

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