お父さん、お母さん

 こんにちは。オレです。

 普段、親父はオレを名前で呼びます。時折、意識がタイムスリップして、昔の同僚の名前で呼ぶ事もあります(笑)

 同じく、オレの嫁も「○○さん」と名前で呼びます。嫁は日中仕事に出掛けて、親父との接触時間が少ないので他の名前で呼ばれる事はありません。

 そんな親父がオレと嫁を「お父さん、お母さん」と呼ぶ時があります。

 以前から孫(オレの子供)との会話の中では、孫目線でオレと嫁を「お父さん、お母さん」と言う事はありました。

 しかし、最近は孫の存在とは関係なく「お父さん、お母さん」と呼びます。

 それは、ほぼ決まって、何かを頼みたい時、何かに不安を感じた時です。

 下着の着替えが見つからない、夜間に外の物音が気になる等々、オレと嫁を頼りたい時に呼ぶのです。

 認知症=子供返りと一括りにせず、ひとりの人格者として向き合うのが大切であると本で呼んだ事があります。それは重々承知した上で、親父が子供のような目をして頼ってきた時は、親の感覚で対応したいと思います。

 で、不安から解消されると、またいつもの上から目線親父に戻るのです(笑)

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