見守りは大事な仕事

 こんにちは。オレです。

 昨日は月末恒例、ケアマネさんと来月のサービス計画についての打ち合わせでした。そろそろショートステイを経験したほうがいいだろうと思い、施設の空きを確認して1日入れてみる事にしました。

 そして話をしていく中で、今オレが抱えてる気持ちをぶつけてみました。それはオレがやっている事は一体何だろうという事です。

 オレと同じような介護離職者はたくさんいると思います。中には介護される側の要介護度が高く、食事・排泄等に全介助が必要な為、離職せざるを得なかった人もいるでしょう。世間一般の介護に対するイメージはそれに近いものがあると思います。

 現状、オレの親父は食事、排泄、入浴に介助は必要ありません。ただ、食べこぼし、トイレを汚す、火の消し忘れ等がある為に目を離す事ができないのです。オレは「監視」という言葉を使っていましたが、介護業界では「見守り」って言うんですよね。

 つまり、忙しく手を取られる事はなくとも「見守り」の為、時間は束縛されてるのです。現実的にオレがそれから解放されるのは親父がデイサービスに行っている数時間だけ。当然、外に仕事に出るのは不可能です。

 じっと見守り、時々手を貸す。作業的には難しい事ではありませんが、それをしないと事故が起きるかもしれない。でも、それだけの為にオレが束縛されるもどかしさ。

 上手く文字に起こして説明できませんが(笑)そのあたりの思いをケアマネさんにぶつけました。

 具体的な解決は出てきませんでしたが、ケアマネさんに延々と話す事で、オレの中で少しは気持ちの整理がついたような気がしました。

 「見守り」は体は動かさなくても神経を使う大事な役目。それで親父に事故が起こらなければOK。オレが外に仕事に行けない大義はそこにあると思うようにします。

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