親父、相撲部屋のスカウトになる

 こんにちは。オレです。

 本日夕方、いつものようにデイサービスから帰宅した親父。「ちょっと出かけてくる」と言って外に飛び出しました。

 いやいや、あなた今帰ってきたばかりでしょ。どこに行くのですかと訊ねると、「○×■▲が※◆◎★したから」(本当にこんな感じで聞こえた)とまったく言葉にならない言葉(?)を並べて説明するのです。

 その説明みたいなものを5分ほど聞いてオレなりにまとめると

 ・事務所(恐らく通っているデイサービス)に新人が入る。

 ・その新人の家に招待された。

 ・そこには10人程集まる予定になっている。

 らしいのです。

 新人さんが入るのは本当だとしても、なんで利用者が家に招待されるのだよと腹の中で軽くツッコミを入れながらも、徐々に面白くなってきたオレ。更に聞き取りを続けました。

 すると親父の話は徐々にとんでもない方向に。新人さんの呼び名がいつの間にか「新弟子」になり、事務所がいつの間にか「相撲部屋」に変わっていったのです。そして親父の職業は相撲部屋のスカウトに。

 入門する新弟子を迎えにいくために家に行くというストーリーがガッツリと出来上がっていったのです(笑)

 そういえば先週、デイサービスのテレビで大相撲を熱心に見てたと連絡帳に書いてありました。その記憶が親父を転職させたのでしょうか。※ちなみにこの間まで親父の仕事は牛飼いでした。

 延々と説明を続けた親父。ソファーに横になって「疲れた」とひと言。出かける事は忘れてしまったようでした。

 その後、いつものようにじい様プレートで夕食を食べて寝ちゃいました。

本日のじい様プレート

※プレートだけど親子丼、サバの煮付け、コロッケ、スパサラ

(ちゃんこ鍋じゃなくてごめんなさい)

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