こんにちは。オレです。日本全国、急に冷え込み、体調を崩されている方も多いと思います。ご自愛くださいませ。
さて、うちの親父も先週から風邪を引き、体調崩すと同時に治まっていた幻視・せん妄症状も復活。ここ数日の投稿で、その内容に付いては逐一記してきました。
昨日、熱が下がり気分もいいようなので、デイサービスに行かせてみました。
夕方になり戻ってきた親父。送りのワゴン車をスムーズに下車。熱が出た時の危なかしい足取りからは想像できない程軽快です。
デイの施設でも、普段通りに過ごしトイレのしくじりも無かったとの事。一日の出来事を話してくれる口調もしっかりとしています。
ただ、疲れたというので、早めに就寝しました。あまり早く寝ると、また夜中に起き出して外に出ようとするのではないかとの心配もありましたが、オレもここ数日の寝不足でダウン。そのまま死んだように爆睡。
朝になり、親父の様子を見に行くと、元気にシェーバーで髭を剃っています。嫁に起こされるまで、まったく目覚めず熟睡していたとの事。顔色も良く、完全に風邪は治ったみたいです。
介護用の紙パンツも綺麗なままで、漏らした様子はありません。
親父、完全復活!!
今回、なぜ親父がトイレでしくじり、せん妄状態に戻ったのかを考えてみました。
①発熱で意識が朦朧とし、身体が思うように動かなかった。
②毎日通所しているデイサービスを休み、生活リズムが狂った。
この2つが主な原因だと思います。
①に関しては、年齢に関係なく誰しもある事です。体調が悪いと気持ちにも張りが無くなり、物事がスムーズに進まなくなるってありますよね。
②は、認知症患者にとって、生活リズムの安定で心穏やかに過ごさせる大切だと聞いた事があります。特に根が真面目なうちの親父は、生活の中でイレギュラーな事が起こるとプチパニックになりがちです。毎日の決まったパターンで精神的なバランスを取っているのだと思います。
他にも何かないかと考えた時、気付いたもうひとつの原因。
トイレのしくじりが続いた時、一日に何回もの掃除と洗濯でオレ自身、少しイライラしていました。そんなオレの態度に親父は萎縮して、混乱させてしまっていたのかもしれません。
この原因に関しては、オレの心がけひとつで防げたのです。
嫁にその事を話して「にんげんだもの、仕方ないよ」と相田みつを先生のお言葉のような励ましをもらい、若干涙する今日のオレなのでした。
コメント