こんにちは。オレです。
昨日、モラハラと思われても仕方ない暴言で親父を萎縮させてしまったオレ。何故そうなったのかを考えてみました。
一番の原因は、まともに会話ができずコミュニケーションが一方通行な事です。
最近の親父は自分だけの世界(恐らく40年程前の世界)の住人になっています。働き盛りのバリバリと仕事を頑張っている親父。当然言ってる事も現実の世界に生きるオレ達には支離滅裂。
物の後片付けを忘れたり、失禁したり等の失敗があっても絶対に自分の非を認めません。後始末をするオレとしては素直に「ごめん」のひと言でもあれば気が済む問題なのです。それどころか、失敗をごまかそうと話題を変えて能天気な発言をする事も。
それらのイライラが積もり積もって「モラハラ暴言」に繋がったと思います。
(´Д`)ハァ…とため息つきながら、他の人の体験談等をネットで読んでいた時、ある記事にたどり着きました。
認知症の専門医の所見で、自分に不利な事を認めないのは「自己有利の法則」と呼ばれる認知症の症状だそうです。
以下、抜粋してみました。
人には自分の能力低下や自分の責任を認めたくないという自己保存の本能が備わっている。普通の人があからさまなうそを言わないのは、「うそとわかったら自分の立場がもっと悪くなる」と推理・判断できるからだ。
しかし、認知症の人は推理力・判断力が低下しているため、自己保存の本能のままに言っているにすぎない。つまり、うそを言うことやごまかすこと自体が認知症の症状であるととらえるべきだ。
判断力の低下で本能のまま嘘をつくようになるのですね。さらに続く文章にハッとさせられました。
子どもが高熱を出しせきやたんで苦しんでいるとき、親が「どうして熱を出したのだ」「どうしてせきをするのだ」と子供を非難することはない。同じように、本人の言動は認知症の症状なのだから、いちいち問題としないで、さらりと受け流そうと考えたほうがよい。
確かに!言われてみればそうだ!病気の症状に本人を責める事なんてないですよね。もっと親父の病気と向き合わなくてはいかんと思いました。
他にも参考になる記事がありましたのでリンクを貼っておきます。
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