こんにちは。オレです。
ここ数日色々思案していました。仮に胃ろうなった時、一番の問題になるのは施設が対応しているかどうか。家族と医療従事者以外はサポートが出来ないという縛りが大きく立ちふさがっています。
ずっと利用している小規模多機能施設を訪ねてみました。電話で確認しても良かったのですが、直接答えを知りたいと思い出向いてみたのです。
スタッフへ現在の親父の状況を説明。そして医師から胃ろうを勧められている事も話しました。
「申し訳ありませんが、うちでは対応できません」…正直こんな答えが来るのを覚悟していました。しかし返ってきたのは「やはりそうですよね。他にも胃ろうの利用者さんが2名いらっしゃいますよ」
…って事は、「大丈夫です。対応してますよ」という予想外の返事。
しかも、そのうちの1人の方は徐々に嚥下機能が回復して、お昼ご飯だけは口から食べられるようになったとの事。てっきり若い人だろうと思ったら、親父とあまり年齢の変わらない男性でした。
ちょうどお昼時だった事もあり、その方が美味しそうにご飯を食べる姿を見ることができました。
これでオレの中でモヤモヤしていたものが少し晴れたのです。実際に回復する人がいると、医者から聞いたり、ネットで見たりはしていたのですが、親父と同じ施設に実際にいらっしゃったのです。
オレはずっと胃ろうは延命措置だという感覚を持っていました。でもこうやって実際に回復している人を見ると、考えが変わってきたのです。
確かに『延命』には変わりないですが、単に命を延ばすだけのものではなく、その先にあるものの為ではないかと。
例えば腕を骨折すると、しっかりと骨が固まるまでギプスをしますよね。呼吸が困難になれば、吸入器で酸素吸入しますよね。もっと言えば、風邪を引いたり、お腹をこわせば薬を飲むし、花粉症で目が痛くなれば目薬を差しますよね。
親父の胃ろうも、まずは体力を取り戻すの栄養補給の為であり、そこから先の目的(日常生活を取り戻す)為の『治療』のひとつだという気がしてきたのです。
オレは腹を決めて病院へ行き、担当医師に胃ろうの手術をお願いしました。まずはヨレヨレになっている親父を元気にする事が目標です。


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