熊本地震 認知症相談の8割「悪化」

熊本地震 認知症相談の8割「悪化」避難所から不明者も  熊本地震後、5月末までに熊本県の認知症コールセンターに地震に関係する相談が81件寄せられ、そのうち約8割が「地震後、家族の認知症が悪化した」という内容だったことが分かった。避難所から行方不明になる事案も相次いでいる。認知症患者は環境の変化によるストレスで、不安になったり混乱したりするため、専門家は理解と温かい見守りを呼びかけている。 続きを読む

 こんにちは。オレです。

 熊本地震の本震の際、ここ長崎もかなり揺れました。眠っていた親父も飛び起きて、オロオロとしていました。この記事に書いてあるように、『環境の変化にあるストレス』は認知症患者にとって大敵です。実際に、うちの親父が認知症を発症させて、悪化させたキッカケは怪我による入院でした(※2016年6月の記事です)

 幸い、今回の地震に関しては大きな被害も無く、オレらは日常の生活を送られています。しかし、熊本や大分の方のように避難所生活を余儀なくされてしまったらと考えたら…やっぱりゾッとします。

 毎日の生活の中、変化が無く、淡々と穏やかに過ごし事で、親父はバランスを取って生きていけてると思うのです。自宅で家族がケアできるからこそ、それは成り立つわけです。これが避難所で不自由な暮らしを送るとなると、当然精神的にも、物理的にも行き届いたケアが不可能になります。

 被災地で認知症の家族を抱えてる方は本当に大変だと思います。少しでも行政や施設の受け入れ体制が整えばいいですね。

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