出掛ける直前にアーーーー!!!

 こんにちは。オレです。

 今朝もしっかりと準備を終え、平穏無事にデイサービスのお迎えを待つ親父。まるで「学研のおばさんまだかな♪」(古)と鼻歌を歌う子供のように玄関先で待機しています。

 「あと5分程で着きます」と送迎スタッフさんからの電話を受け、いつものようにいってらっしゃいと声を掛けました。「はい、いってきます」と腰を上げ外に出て行く親父。すると微かな残り香が・・・

 ん?んん??これは微かどころじゃねーぞ。結構強烈な「香」ではない「臭」ではないか。

 庭先で親父を捕まえ、ズボンの後ろを引っ張り中を見ると・・・・あーーーーーーー!!!あーーーーーーー!!!

 オレ「お父さん、臭いと思ったらやってますな」

 親父「自分も臭いと思ってた」

 オイオイ!他人事ですかいな。そうこうしているとデイサービスの送迎車到着。スタッフさんに事情を説明し、また15分後に来てもらう事に。

 さて、それから戦争です。他人事のように無関係を装う親父のズボンとパンツを脱がせて、強烈な臭いの中、風呂場へ。

 汚れまくったお尻をシャワーでガーーーっと洗いました。その際、オレは素手でゴシゴシ。人間の慣れとは恐ろしいものです。以前のオレならゴム手袋着用でタオルを使ってゴシゴシして、それらは捨てていたでしょう。

 しかし、まぁ、大量に出ておりました。

 その間親父は、不思議な事に大人しくしていました。以前同じ事があった時は嫌がって暴れまくってたのに、今回は自覚があったのでしょう。

 それでも他人事のようにシレっとしているのは、彼なりのプライドなのでしょうか。

 そして新しい紙パンツとズボンを着用した親父はスッキリした顔で玄関へ。15分後、デイサービスの車が再び到着。ひと仕事終えてグッタリしているオレを後目に親父さんは爽やかに出かけていきました。出るもの出て身が軽くなったかのように。

 最近、調子が良かっただけに、久しぶりに「ザ・介護」的な出来事でした。

本日のじい様プレート

(白菜と豚バラのミルフィーユ、餃子、大根とタコの酢の物)

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