警察、結構頼りにしてます

警察官250人が「認知症サポーター」に認定 認知症患者の行方不明10年で3倍超増加 大阪府警

 こんにちは。オレです。

 警察での「認知症サポーター養成講座」。これは凄く大切な事だと思います。我々一般市民は何かトラブルが発生した時に警察に通報して助けを求めますよね。その通報内容も色々な事があります。

 窃盗や障害等の犯罪だけに限らず、ちょっとしたイザコザや落し物等々。それら全部に対応しなければいけない警察官は本当に大変な職業だと思います。

 少し前ですが、介護施設を抜け出した認知症の男性が、警察に保護されたのに担当の警察官が認知症だと気付かず、だだのホームレスだと思い放置し、死亡したという事件がありました。

 オレも認知症の親がいる身として他人事じゃないと背筋が寒くなりました。この時、警察の不手際だと一斉に非難されましたが、他人が見ると認知症だと分からない人って結構いるんですよね。

 しゃべる内容が今の段階では事実じゃないとしても、本人が事実だと思っている認知症の人の話にはブレがなかったりします。だから認知症患者の背景を知らない人からしたら、出まかせを言ってるとは思えないものです。

 うちの親父もよその人に「実は・・」と説明すると、「えええっ!全然見えませんよ」と言われます。

 多分亡くなられた認知症の人も口調等はしっかりしていたのではないでしょうか。対応した警察官も知識が無い故に認知症だと気付けなかったのだと思います。これは警察の怠慢ではなく無知が生んだ悲劇ですよね。

 恐らくこれらの事を受けての「認知症サポーター養成講座」だと思います。是非、全国的に広がって欲しいと思います。

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