親父の辞書に遅刻という文字は無い

 こんにちは。オレです。

 ここ数ヶ月、毎朝オレと親父の間にあるやりとり。

 朝食を済ませると親父は上衣を着て手荷物を抱え「行ってきます」と玄関へ向かいます。いつもデイサービスのお迎えが来る1時間前です。

 お決まりのようにオレは、あと1時間で迎えに来ますと電話がありましたよと親父へ告げます。毎朝決まった時間に来るお迎え。もちろんそんな電話はありません。そう言わないとひとりでトコトコ歩いて外出してしまいます。

 オレの嘘の業務連絡を聞くと親父は「ああそうか」と言って玄関口に座り込みます。そしてそのまま1時間お迎えが来るのを待つのです。

こんな感じでたそがれたまま(笑)

 デイサービスが大好きで待っているのではなく、気が早い為、早く次の行動をしないと気が済まないのです。現にデイサービスでも午前中は自席に座っていても、昼食が終わると帰宅が気になり出し玄関先に置かれたソファーで過ごしているとか。

 若い頃から何かと気が早かった親父。サラリーマン時代も会社の誰よりも早く出勤し、旅行へ行く時も数日前から準備をして、当日は暗いうちから起きて臨戦態勢を整えてました(笑)

 親父の辞書の中に「遅刻」という文字は存在しません。

本日のじい様プレート

※揚げ物各種、豆腐ステーキ、焼きビーフン(すするのにひと苦労してました)

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